【レポート】WE SCHOOL2017 合同講座 『新たな視点の見つけ方』by 徳谷柿次郎氏

8月30日(水)夜は、WE SCHOOL合同講座、
徳谷柿次郎さんによる『新たな視点の見つけ方』の講座でした。

21469765_1688268617873327_1842872354_nいきなり懇親会の写真?!

JOZENJI場づくり大学クラスの受講生にとっては4回目の講座。
地元イノベーションクラス・イベントやろうぜ!クラスの受講生にとっては5回目の講座。

それぞれのクラスで学んでいただく中で、
どんなプロジェクトでも必ず行きあたる<情報発信>について、
ほぼスマホしか見ない10代・20代の読者からも絶大な支持を誇る地元メディア『ジモコロ』や、
小さな声を届けるウェブマガジン『BAMP』の編集長を務める徳谷さんに、
詳しく教えていただきました。

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この講座を受ける前には、受講生に宿題がありました。

『1人1点、徳谷さんが面白がりそうな場所の紹介文を書いてきてください』。
徳谷さんが作るメディアを予習したうえで!仙台近郊で!という条件つき。

 

ドキドキしながら受講スタートする受講生のみなさん。

 

色々な知見がつまった講座でしたが、
まずは徳谷さんのこれまでのお仕事を振り返りながら、各メディアの概要紹介を挟み、
いよいよ『ジモコロ流!地元の企画を考える7の視点』というスライドへ。

 

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①まだ全国的に見つかっていない「個性」を発掘する
②知る人ぞ知る「場所」の掘り下げインタビュー
③土地×既知の「あるある」を再定義する
④歴史×文化で土地を掘り起こす「民俗学」的な記事
⑤難しいテーマを「漫画」で再編集する
⑥まだ語られていない潜在意識の「仮説」を記事に落とし込む
⑦社会課題を抱えた「人物」の才能をフラットに伝える

 

世間でよく言われている「活字離れ」は本当に顕著で、飽きさせずに読ませるには、
表現のノウハウ+記事の中身を発見する視点が重要です。
7つの視点を、1つ1つ事例を挟みながら紹介いただいたので、
「その視点はなかった!」と、会場から毎回笑いが起きました。

 

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自分で見つけたネタのみでやる。
自分が旅行して感じたことから始める。
自分の足で取材する。
有名人を取材するより、地域の人を取材し、小さな声を届ける。
地元の歴史や文化を伝える。


その背景には『47都道府県すべてと関係性を作っていく。』
『自分の地域を俯瞰しづらい地元の人にも、新たな視点を。』
『書き手と読み手がともに成長していくメディアでありたい。』
という、徳谷さんの強い想いがあることが伝わってきました。

 

21317557_1560297964031947_3608097278377086631_n後半は、宿題をそれぞれに掲示し、徳谷さんに見ていただくワークでした。

さらっと見た徳谷さん、

「キャッチコピーがない人がいますねー、この場で書きましょうか。」

と、追加ワーク。


毎日の積み重ねが独自の視点を生む!
とまとめながらも、まずは最初にトライしてみないことには、ということで、

img_4076みなさん一生懸命、その場でキャッチコピーを書いて再掲示しました。

 

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「そうそう、まさにこの感じ、インターネットそのものですね。」

こうしてワーッと情報が集まる中から、みんな興味あるものだけ点で拾って読みますよね・・
徳谷さんの一言も印象的でした。

 

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受講生の皆さんも、
『地元の目線で見て面白い情報』と『客観的に読んで面白い情報』の2点を選んで、
コメントをつけていきます。

1番コメントがついたのは、仙台にあるという<美味しい肉がある人間神社>というコピーの紹介文。
受講生の誰も知らなかったのに、その情報を知ったらとたんに気になる、という現象が起きました。


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宮城野区にある「三国さんのお店(三国食品)」だそうで、
お店を経営するおじいさんは”人間神社”と呼ばれ、弟子が1000人いるそうです。
実は冒頭の写真は、受講生が宿題を完成させるために実際にそのお店で買ってきたハムカツでした。

土地を見る解像度を上げる。
実例があると分かりやすいですね。

 

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最後は、「今日のまとめ」がありましたが、
強調されたのは、こうした講座の内容をフムフムと書きとめるだけ書きとめても、
実際に99%の人は実践しないから、1%の実践者になるしかない、ということでした。

人は知らないことに興味は持てないし、
外に出なければ面白いことに出会うこともない。
企画、デザイン、コピーをサポらずに、解像度を上げて、
面白がる力を毎日鍛えてくださいね!


「何かを伝えるときに大切なこと」がよく分かる言葉で締めくくられた講座でした。

 

徳谷さん、ありがとうございました!
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1日の終わりのQ:
あなたは、日々暮らす街を、解像度を上げて見ていますか?